過去問H21年 第7問
当期と前期との比較貸借対照表(要約)と比較損益計算書(要約)は次のとおりである。これらに基づいて以下の設問に答えよ。
(設問1) 収益性について前期と当期を比較した記述として、最も適切なものはどれか。 ア 売上高経常利益率と総資本回転率が上昇したため、総資本経常利益率が上昇した。 イ 売上高経常利益率と総資本回転率が低下したため、総資本経常利益率が低下した。 ウ 売上高経常利益率は上昇したが総資本回転率が低下したため、総資本経常利益率が低下した。 エ 売上高経常利益率は低下したが総資本回転率が上昇したため、総資本経常利益率が上昇した。
(設問2) 流動性について前期と当期を比較した記述として、最も適切なものはどれか。 ア 固定長期適合率は悪化し、負債比率も悪化した。 イ 固定長期適合率は良化したが、負債比率は悪化した。 ウ 流動比率は悪化したが、負債比率は良化した。 エ 流動比率は良化し、負債比率も良化した。
設問1解説
答え イ ・売上高経常利益率
・総資本回転率
・総資本経常利益率
ということで答えは、 イ 売上高経常利益率と総資本回転率が低下したため、総資本経常利益率が低下した。 となります。
設問2解説
答え イ 順番に見ていきましょう。 ・固定長期適合率
・負債比率
・流動比率
固定長期適合率、負債比率は値が低いほうが良く、流動比率は値が高いほうが良いので、答えは イ 固定長期適合率は良化したが、負債比率は悪化した。 となります。