【中小企業診断士】財務・会計過去問解説「H22年第15問」

過去問H22年 第15問

ある投資プロジェクトによって1年後にもたらされるキャッシュ・フローは、50% の確率で3,000万円であるか、50%の確率で1,000万円であるかのどちらかであるという。今、安全利子率は10%である。意思決定者がリスク中立的であるとき、この意思決定者は、当該投資プロジェクトに現在約何万円まで拠出するか、最も適切なものを選べ。

ア  454万円
イ  909万円
ウ 1,818万円
エ 2,727万円

解説

答え ウ

「1年後にもたらされるキャッシュ・フローは、50% の確率で3,000万円であるか、50%の確率で1,000万円である」といことなので、期待キャッシュフローは、

3,000 × 0.5 + 1,000 × 0.5 = 2,000

となります。
この期待キャッシュフローを現在価値に直すと、

2,000 ÷ 110% ≒ 1,818

となります。
ということで答えは ウ 1,818万円 となります。

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